【イベントレポート】まさかのSPゲストが登場!?『竹谷隆之先生・大山竜先生の粘土造形体験』

2024年2月11日「ワンダーフェスティバル2024[冬]」の体験コーナーで、「竹谷隆之先生・大山竜先生の粘土造形体験」が開催されました。参加人数は先着60名で、事前予約は即完売!当日は大盛況を収めました。スカルプターズ・ラボでは、第一部(13:30-14:30)の様子をお届け!

 

今回の粘土造形体験は造形未経験の人から経験者まで、幅広い層に向け「造形の楽しさを体験しよう」をコンセプトに実施。造形時間は約1時間、「ほいく粘土」を使用し木の板の上に造形していただきました。プロの原型師や造形未経験の人まで幅広い層が参加してくださいました!

 

 

道具&材料

<材料>
・粘土
・スパチュラ
・タミヤ調色スティック
・ウェットティッシュ
・木の板
・デザイン画 (画:竹谷隆之)

竹谷さんの私物である道具も登場!

 

急遽、豪華メンバーが参加!?

なんと、クリーチャーデザイナーのサイモン・リーさん(左)、コジマプロダクションのアートディレクター新川洋司さん(中央)デジタル造形作家のEntei Ryuさん(右)が造形体験に参加!!一体どんな作品を制作するのでしょうか…。

 

粘土で自由に作ってみよう!

制作開始!竹谷さんと大山さんが参加者たちを見守ります。

なにやら雑談をしている様子…。

スパチュラを使って模様の描き方を伝授。

 

造形の様子をじっと見守る竹谷さん。

竹谷さん自ら作品に少し手を加えていたりと、ひとりひとりに向き合ってアドバイスされていました。
ちなみに竹谷さんと大山さんが着用している前掛けはアートストームさんで購入可能だそうです!

 

配布されたイラストを元に制作されている方や、オリジナル作品を制作している方も!たくさんの作品と作業風景を間近で見ることができてとても楽しかったです!

 

最後に…

サイモン・リーさん(左)、新川洋司さん(中央)、Entei Ryuさん(右)の完成した作品もお披露目!貴重すぎる…!ご参加いただきありがとうございました!

 

 

講師紹介

竹谷 隆之(たけや・たかゆき)
造形家。1963年12月10日生まれ、北海道出身。阿佐ヶ谷美術専門学校卒業。映像、ゲーム、トイ関連でキャラクターデザイン、アレンジ、造形を手掛ける。
主な出版物は、『漁師の角度・完全増補改訂版』(講談社)、『造形のためのデザインとアレンジ 竹谷隆之精密デザイン画集』(グラフィック社)、『ROIDMUDE 竹谷隆之 仮面ライダードライブ デザインワークス』(ホビージャパン)、『竹谷隆之 畏怖の造形』(玄光社)など。

 

大山 竜(おおやま・りゅう)
1977年1月22日生まれ。中学1年の時に映画『ゴジラvs ビオランテ』に衝撃を受け、粘土造形を開始する。雑誌『ホビージャパン』にて竹谷隆之氏の作品に出会いフィギュアの世界に憧れを抱く。
その後、立体造形は趣味として続け、本業としては絵描きになりたいと思うようになり、美術系高校に進むも周囲の同級生に絵が上手い人がたくさんいることを知り、絵の道を諦め、造形科のある美大に進学する。
21歳の時にガレージキット原型師としてデビュー。怪獣やクリーチャー造形の世界で少しずつ名を知られるようになり、今年で原型師歴26年目となる。趣味は爬虫類の飼育と粘土造形(アニメやゲームのキャラクターを作ることが多い)、エアガンの収集と改造。
2016年に初作品集『大山竜作品集& 造形テクニック』(玄光社)、2017年『超絶造形作品集』(玄光社)を刊行。大阪芸術大学でフィギュアアーツコースの講師も務める。最近はゲームのクリーチャーデザインなどジャンルを問わず幅広く活動中。