石野平四郎 × 蔦本大樹 二人展 「 シーラカンス 」4月26日(土)まで開催!

石野平四郎 × 蔦本大樹 二人展「 シーラカンス 」展がGallery MUMON @gallerymumon (東京・東銀座)にて4月26日(土)まで開催中!本展では、新作のほか過去作品も展示。本記事では、会場の様子をお届け!さらに本イベントの開催に伴い、出展作家のお二人よりコメントをいただきました!

 

コメントが到着!

蔦本大樹氏

今回の展示では、作品と同時に鉄枠を使った新たな見せ方にも挑戦しています。
博物館のショーケースをイメージした枠には作品と人との空間を分ける結界の役割を示しています。
目の前にあるが、どこか別の世界、別の時間軸にあるかの様な印象を目指しました。
是非実際に足を踏み入れ、現実とファンタジーの曖昧な境界を体感していただきたいと思います。

 

石野平四郎氏

展示にあたり、私達は各々の作品と空間の世界観の調和について思慮しました。
こういった造形作品はどうしても寄って見入ってしまいがちなところがありますが
お勧めとしては、個々の作品の持つ領域を感じ取るように引いて見ると
能における「間」のような静寂や余白を楽しむことができることかと思います。
是非感覚を研ぎ澄ましてご覧になってください。

 

会場の様子

「火輪の古龍像/Fire Ring Dino Statue」(2025)
H395×W180×D190mm
青銅、ガラス

 

「常世長鳴鳥/Tokoyononaganakidori」(2025)
H1700×W700×D700mm
鉄、流木、石粉粘土、ガラス玉、樹脂塗料、アクリル塗料

 

「白蛇/White Snake」
H460×W200×D200mm
鉄、木、石粉粘土、漆、樹脂塗料、アクリル塗料

 

「冠の古龍器/Crown Dino Vessel」(2024)
H148×W136×D150mm
青銅、金メッキ、ガラス

 

「古龍炉/Dino Censer」(2024)
H620×W495×D330mm
銅、青銅、金メッキ、翡翠

 

「古龍小炉/Dino Little Censer[Noah01]」(2025)
H95×W65×D65mm
青銅、金メッキ、ガラス

 

「若雷神 《 worm 》/Wakaikazuchinokami《 worm 》」(2024)
H480×W330×D250mm
鉄、石粉粘土、樹脂塗料、アクリル塗料

 

 

 

出展作家 

石野平四郎 Heishiro Ishino

私は、身近なフィギュア造形表現技法と彫刻表現を融合したような独自の制作工程を用いて、目に見えないエネルギー体をメタ的なクリーチャー造形として帰化させることをテーマに、高次元的な神話の世界を制作している。

原点は生物の動きを捉えるところから、やがて風のような無形のものの形をも捉え、森羅万象さらには別次元の幻想的な存在をリアルに感じ取っているような不思議な感覚に常に突き動かされていて、私が見ているこの奇妙で美しい世界を共有したい、また、対峙してほしいと感じ、その変換装置の役割となる造形をすることが天命のように感じ造形し続けている。

そして、通常の力を超えて増幅されたイメージと自身を中心とした造形行為を嵐と捉えながら、様々な文脈で彫刻シリーズを展開することで、メタ的なクリーチャー表現を探求している。

 

蔦本大樹 Daiki Tsutamoto

「時間の痕跡」を主軸に未知の古代遺物を創造する。
現代のように膨大な情報にアクセスできなかった遠い祖先の記憶。
それは古代遺物に刻み込まれ、純度の高い“願い”や“憧れ”が土偶や埴輪、青銅器などの形となって現れているのではないか。
その緻密な装飾やどこか愛らしいシルエットは時代を超えて人々を魅了し続けている。
私たちが博物館で遺物と対峙した時に感じる途方もない時間とロマンを再構成し、現代に新たな痕跡として記録する。

 
 

 

開催概要

Photo Daiki Tsutamoto

石野平四郎 × 蔦本大樹 二人展
 「 シーラカンス 」

会期:2025年4月9日(水) – 4月26日(土)
日時:11:00 ~19:00 
休廊:日・月
会場:Gallery MUMON @gallerymumon 

 

” 人は誰しもがシーラカンスを飼っている 
  最も美しい姿のままで彷徨う 
 変わろうとした変わらないものを “