名古屋にてグループ展『NAUTILUS DIVER』12月2日より開幕

トップ画像右写真:photo by Naoki Morita

ジャンルの異なる4名の作家によるユニット「ALC.4%」が集結したグループ展『NAUTILUS DIVER』が、12月2日より名古屋 ART SPACE A-1で開催される。本展では、“深海と少女”をテーマにした幻想的な物語が描かれる。

 

『ALC.4%』作家プロフィール&コメント

 

飯田愛

1996年岐阜県生まれ。 独自の青緑色を用いて作画をする曲線愛好家。 芸術高校の講師として勤める他、 ショップやバンドのロゴデザイン、 書籍の装画、 挿絵なども行う。 直近で は 『旅する妖精たち』 娔有間カオル著・アリス館娘 の作画などを担当する。 写実的な生き物と記号的な女の子を組み合わせることで生まれる自分なりの世界観を 「”ひょうきんな静寂”って感じだな」 と思っている。
近年の主な展示は 『のむやうに読む交響曲』 (愛知/土筆gallery shop/2023)『かすがい』 (岐阜/This iscoffee/2024) 『27匹のかに』 (新宿/FEWMANY shop+gallery/2024)など。 
 

作家コメント

今回の展示は異色の4人の世界が喧嘩をするでも溶け合うでもなく、 マーブル模様のように交じり合ってい る印象です。 不思議な空間を楽しんでいただけたら幸いです。

 

いしかわ ゆか(Yuka Ishikawa)

名古屋市在住。
2008年より独学で切り絵の制作を開始する。
また、2016年より独学でジュエリーの制作を開始。
同年、ジュエリーライン『yuka ishikawa』を立ち上げる。

「朽ちゆく肉体と永遠の魂」をテーマに掲げ、作品に生じる自然な変化とその永続性を鑑賞者あるいは着用者の反映と位置付ける。
変容を肯定的に捉える作品の創造を追求するため、既存のジャンルや素材の枠を超えた作品作りに積極的に取り組む。

今回のコレクティブ・エキシビションにおいては、メインの切り絵作品を始めとし、テーマに準えたジュエリー作品群も出展する。

主な受賞歴として、『第15回フィレンツェ・ビエンナーレ』(イタリア・フィレンツェ)ジュエリーアート&デザイン部門 2位(2025)、
主な個展として『おしまい』(Fuligo/愛知,2020)、
主な企画展として、『ART NAGOYA』(ウェスティン名古屋キャッスルホテル/愛知,2016)、『かがわ・山なみ芸術祭2016』(香川・綾川町エリア,2016)、『BORDERS ART FAIR 2025: FUTURE LANDSCAPES』(イタリア・ヴェネツィア,2025)などがある。

X:@toe_mei
サイト:https://linktr.ee/yukaishikawa

 

作家コメント

異種格闘技であり仮面舞踏会でもありマイムマイムでもあり修学旅行の夜のようでもある今回のコレクティブ・エキシビション。
観てくださる人の数だけ見えるものがあり、答えがあるはず。

 

原 良輔

1982年名古屋生まれ。
筆ペン一本で、動物や花、幾何学模様を主に細密画ならではの美しい線を追求しながら、心を掠めるようなちょっとした違和感や幻想的で物語性のあるモノクロームの世界を描いている。

近年の主な個展として『窓からみえる外と中』(名古屋/セントラル画材/2025)
『モノクロームの断片 』(大阪/a&W/2025)
主な企画展として『招福の蛇展』 (大丸梅田店/大阪/2024)
『日本當代藝術聯展』 (首都藝術中心/台湾/2024)などがある。

X:@Ryosuke1783

作家コメント

一から自分達で創り上げていくグループ展は初の試みです。今までにはないスケールでの筆ペンによるモノクロームの世界を表現しつつ、こうして仲の良い皆で集まれたコトは奇跡だとも感じています。自身もどんな展示会になるのか今からとても楽しみです。

 

植田明志

1991年生まれ。 記憶や憧れをテーマに、どこか切なさを感じさせる作品を制作。 幼少のころから美術、音楽、映画に色濃く影響を受け、ポップシュルレアリスムの属性を主軸に、かわいらしいものから、奇妙な巨大生物まで、様々なスタイルやモチーフで表現している。 日本での活動をメインにしていたが、2019年に世界アートコンペ「Beautiful Bizarre Art Prize」の彫刻部門で1位を受賞、その後英語圏での活動も本格化し、さらにアジア圏での美術館個展「祈跡」(中国北京)を成功させる。 2021年に脳血管が破裂して入院。目に少し障害が残るが復活。

X:@aki_shi_

作家コメント

この現代の底に広がる白い深海には何があるでしょうか。ノイズがマリンスノーの様に絶えず降り注ぎ、忘れさられた言葉や飼い主を忘れた感情たちの化石、そしてそこに生きる異形の生物たち。
決して交わることはなく、しかし確かにそこにある奇妙な生態系。
そんなことを考えながら作っています。
難易度が高いとされるグループ展を、殴り合うものではなく、異種同士の僕たちにしかできないバランスで成り立ち、共存し合えるものとして。

 

 

開催概要

会期:12/2(火)~7日(日) 11時〜18時
※最終日は17時まで

会場:名古屋 ART SPACE A-1