
世界最高基準の安全性とプレミアムなサービスで「2025 Five Star Major Airline Award」(APEX)を受賞したスターラックス航空は、特別プロジェクト「STARLUX AIRSORAYAMA」を発表した。
「芸術を通じ、理性的な飛行体験に感性という新たな側面を加える」をかかげ、世界的現代アーティスト空山基氏とコラボレーションした2つの新機体は、鏡面のように輝くシルバーとゴールドのA350-1000。「細部にまで及ぶ徹底したこだわりと、完璧さへのたゆまぬ追求」というスターラックス航空の精神が、超写実的メカニック美学の巨匠・空山基氏の感性と交わったデザインで、デザイン画が公開されると会場はどよめいた。
発表会にはスターラックス航空 取締役会長のチャン・クォウェイ氏と、空山基氏が登壇。3年にわたり構想されてきた本プロジェクトの背景や、航空とアートが融合する新たな取り組みについて語られた。
©︎ Hajime Sorayama. Courtesy of NANZUKA


スターラックス航空×空山基 コラボレーション発表会レポート
最初に登壇したスターラックス航空 取締役会長のチャン・クォウェイ氏は「3年にわたって準備してきた新たなコラボレーションを、ようやく皆さまと共有できることを大変うれしく思います」と述べ、プロジェクト発表への喜びを語った。
「スターラックス航空が掲げるブランドイメージの一つに「未来感」があります。空山先生の作品は未来性と金属的質感を併せ持ち、その世界観に強く共鳴したことから、今回のコラボレーションを決定しました。空山基先生は常に人とは違うことを挑戦し、細部への徹底したこだわりを大切にされています。その姿勢は航空会社がサービスや運航に求める高い精度と通じるものがあり、私たちは自然と意気投合しました。第3号機及び第4号機となるA350-1000型機を空山先生に委ね、世界最大のアート作品として創作して頂くことにしました」と今回のコラボレーションの経緯を明かした。
さらに、製作中で最も課題だったのは“色彩”と振り返る。「この3年間、空山先生、そしてエアバスのチームと何度も議論と実験を重ねてきました。数々の制約を乗り越え、特別な塗料と方法を用いて、空山先生の象徴でもあるゴールドとシルバーを美しく表現することができました」と語った。

続いて登壇した空山基氏は、MCから「今回のプロジェクトを一緒に行ってみていかがでしたか?」と問われると、「願ったり叶ったりで、思いっきりストライクゾーンのど真ん中です」と率直な感想を語った。
また、「思い出に残っている旅は?」という質問には、「ベストはありませんが、ワーストならあります。耳があまりよくないので、実は飛行機は得意じゃないんです」と明かしつつ、「理想は『ドラえもん』のどこでもドア」と会場を和ませた。
最後に空山氏はファンへ向けてメッセージを送り、「私がデザインした外装は、乗ると見られませんが、機内にも“空山色”は随所に出ていると思いますので、ぜひ楽しんでください。多少まぶしいかもしれませんが、覚悟してお乗りください」と語り、会場を沸かせた。

©︎ Hajime Sorayama. Courtesy of NANZUKA
空山基氏によるデザイン画。ゴールドとシルバーをまとった特別塗装機「STARLUX AIRSORAYAMA」は、今年下半期より順次導入予定だ。
Profile
空山基
1947年愛媛県生まれ。