【CHARA MAKING LAB 】vol.12 ソフビ作家・U-mi(MOGWORKS’s)「ディクター」「パゴラ」

オリジナルソフビ・キャラクターを制作・販売するクリエイターたちの創作の裏側に迫る連載企画「CHARA MAKING LAB」。
第12回は、ソフビ作家・U-mi氏。
自身が手がけるキャラクター「ディクター」「パゴラ」について、誕生のきっかけからデザインのこだわりまで、その制作の裏側を伺った。
まずはインタビューに先立ち、「ディクター」「パゴラ」たちのプロフィールを紹介!
ディクター・パゴラ Profile

名前
(左から)ディクター、パゴラ
サイズ
150cm 80kg(ソフビサイズ15cm)
【パゴラ】
130cm 80kg
性格
【ディクター】
穏やかな男の子
少しポンコツなところがあり、方向音痴
炭酸水が燃料で振ってセットすると空を飛べる(自力での操作は不能)
【パゴラ】
のんびり 性別は不詳
超マイペースな為、一緒にいるディクターを困らせている
住んでいるところ
【ディクター】
ムツメワールド
現在は地球を侵略するために街の至る所にいる
【パゴラ】
ムツメワールド
現在はディクターと一緒に六つ目パンデミック計画を加速させるために一緒に地球へ来ている
INTERVIEW
——初めてオリジナルキャラクターを制作されたのはいつ頃でしたか?またどんな作品を制作されましたか?
2022年頃から制作開始。最初は六つ目の案もなく、キノコのキャラクターでした。2作目から六つ目の案が出てきてますが、キャラクターの方向性が定まってない状態です。

初めてのオリジナルキャラクター「モグ」

オリジナルキャラクター・2作目
——ソフビを制作しようと思ったきっかけを教えてください。
最初は「POPMART」を集めていて、あるYouTube を見ていた時にソフビというものを知りました。初めて行ったイベントでたくさんの作家さんと作品を見て、私も作りたいと思い、たまたまやっていた作家さんのXのスペースに入ったことがきっかけです。
——ディクター、パゴラが誕生したきっかけをそれぞれ教えてください。
ディクター : 漠然とソフビを作りたいと考えたときに『ウルトラマン』
パゴラ : 1 年間活動している中でディクターのお友達を作りたくて、せっかくなら制作していた既存のキャラクターを進化させようと思いこの形になりました。


パゴラ 初期資料
——モチーフになったものはあるのでしょうか?
全て蜘蛛が元となってさまざまな形に変化しています。
ディクター : 蜘蛛×ロボット
パゴラ:蜘蛛×ナメクジ×スライム
——制作過程で印象的だったエピソードがあれば教えてください。
キャラクターに表情が出すぎないように口は作らないことがこだわりです。
絵を描くこともほとんど無かったので、全てがやり直しの連続でした。
——世界観についてそれぞれ教えてください。
ディクター : ロボットでありながらロボットになりすぎないようにしています。ぎこちない動きではなく生き物のような動きができるように丸みのあるフォルムです。
パゴラ : のっとり(乗っ取り)かいじゅうと言う通り、のんびりした造形になるようにしました。重たそうな体にドロドロを引きずっているようなフォルムになるようになっています。
世界観:地球侵略 六つ目パンデミック計画を進めるためにディクターは地球に向かいます。しかし方向音痴のため中々思うように計画が進行しません。そこでパゴラを送り込みますが、今度はのんびりしすぎて目的地を忘れてしまいます。むしろ観光を楽しんでいるような……?2 人のハチャメチャ珍道中をお楽しみください(笑)。
——ディクター、パゴラの表情について。
先程も話した通り、表情を作らないで手にしたほうが、それぞれのストーリを作り上げる過程を楽しんで貰えるようにしたく、現在の表情に至りました。
——さまざまなバリエーションがありますが、種類を増やす際のこだわりについて教えてください。
似たような配色にならないように毎回メインのカラーを考えています。
「ディクター」の1 号はピンクがメインですが、ロボットっぽくない色味にしたくてこの配色にしました。
通常色はメイン+サブ+アクセントの3 色を使って纏めています。
——目が6つあるのも特徴の一つですよね。
蜘蛛をモチーフに、あえて自分の苦手な存在を取り入れた作品です。見方を少し変えることで、《苦手なものも魅力に変わる》裏テーマを込めています。
無数の目でさまざまな景色を見て、感じて、経験していく存在として表現しています。六つ目パンデミック計画とは、全ての人、物を六つ目に感染させていく地球侵略六つ目になると、相手の気持ちを考えたりやいい所をたくさん見つけれるようになります。これは、人と関わることが苦手で避けていた私が変わりたくて作った目標でもあります。
——メロンクリームソーダカラーやチョコレートカラーなどモチーフがありますが、どのように選定されているのでしょうか?また、 今後どのようなコンセプトで制作してみたいですか?
気づけばすぐそばに存在していて、

メロンクリームソーダカラー

ワンフェス2025冬 バレンタイン限定 チョコレートカラー
——それぞれの名前の由来について、教えてください。
ディクター : 司令塔 の意味を持つディレクターから取りました。
パゴラ : 元いるキャラクターのパラゴン(パラサイト+怪獣っぽい感じ○○ゴン)を捻ってさらに怪獣っぽさを出してみました。
——オリジナルキャラクターを制作される際に、一番大切にしていることは何ですか?
作って終わり、販売したら終わりではなくお迎えしてくださった後もおもちゃを通して一緒に遊ぶことを大切にしています。
——今後挑戦してみたいこと、展開してみたいグッズなどがあれば教えてください。
ソフビを制作していると、イラストを描くのが疎かになってしまうので最初の頃にやっていた似顔絵とかまた描きたいです。
あとはカプセルトイにしていただけたら夢が1 つ叶います。パゴラはぬいぐるみにしても可愛いと思います。
——今後の野望や目標を教えてください。
海外の方にも私のキャラクターや作品を見て頂けるように頑張りたいです
——いち早く入手できる方法を教えてください。
2月14日〜28日名古屋大須のselectshopDR 様とのコラボ POPUP
3月21日高円寺 MOGWORKS’s だけの販売会『六つ目パンデミックFACTORYLABO』
今まで以上にたくさん制作するのでぜひ遊びに来てくださると嬉しいです!
——最後に、ファンの皆様にメッセージをお願いいたします。
いつもMOGWORK’s を応援して下さりありがとうございます!
ここまで続いたのは皆様がくれたご縁のお陰です。感謝でいっぱいです。これからはディクター、パゴラと一緒にその縁をさらに大きく繋げて行けたらと思います。今後ともどうぞよろしくお願い致します!
出展予定情報
2026年2月14日(土)〜28日(土)MOGWORK’s× selectshopDRコラボPOP UP
場所:愛知県名古屋市中区大須3-42-6紅屋ビル2F
時間:12:00 〜 20:00
2026年3月21日(土)MOGWORKS’s だけの販売会『六つ目パンデミックFACTORYLABO』
場所:高円寺
Profile
U-mi(MOGWORKS’s)
1996 年生まれ 東京を拠点としているソフビ作家のU-miと申します。2022 年からソフビ制作を目指し活動をはじめました。