スカルプターズ・ラボ

【アメコミトイ小話 vol.6】 演出力が光る!新進気鋭の中国メーカー「ZD Toys」

(文・写真:あきさか)

先日ネットサーフィンをしていたところ、ZD Toysというメーカーが安価でクオリティーの高いアイアンマンのフィギュアをだしているとのこと。聞いたことのないメーカーだったのですが商品写真を見てみると確かに出来がいい。

というわけで買ってみました。お値段なんと約4000円代。

このZD Toys、正式には中动玩具という名前。中国のメーカーです。もちろんしっかりと版元・ディズニーの許諾を受けた証、ライセンスシールが貼られております。

それではさっそく開けてみましょう。

箱は観音開きになっており、内部メカがむき出しのアイアンマンが出てきます。ロマンをわかっている人間のデザインですよこれは……

この厚紙をどかすとフィギュアが……

プロポーション良し!塗装良し!出来の良さに驚きが隠せません。

注目すべきはなんといっても塗装の高級感じゃないでしょうか。このフィギュア、ダイキャストは使用されてないのですが塗装だけで重そうに思えるのは本当にすごい。赤パーツの艶のある金属感にゴールド部分のマットな金属感とそれぞれの違いが表現されていて、深みがあり、なおかつ見てて飽きない仕上がりです。

アベンジャーズのロゴが入っている台座が付属しています。

アイアンマンはいろんなメーカーがフィギュアを出しているのは皆さんご存じかと思います。自分もいろんなメーカーのアイアンマンを持っているので並べてみました。

手前からフィギュアーツ、マーベルレジェンド、ZD Toys、そして第2回で紹介したホットトイズ。並べてみるとマーベルの定番アクションフィギュアであるフィギュアーツとマーベルレジェンドより大きいのがわかります。また、塗装の色合いはホットトイズに近い印象もありますね。

しかしプロポーションがいい場合に気になるのは可動域。腕と脚はいいのですが胴体の可動は正直いまいちな印象。首も上に向かないのでヒーロー着地は難しいです。

しかしこれからここが改善していくのが楽しみなところですね。今後注目しておいたほうがいいメーカーといっても過言ではないでしょう!

 

『ブラック・ウィドウ:イッツィ・ビッツィ・スパイダー』

今回のアメコミは本日ようやく公開になり、なおかつMCUでは『アイアンマン2』で初登場したブラック・ウィドウのアメコミを紹介させてください。

ブラック・ウィドウともう一人のブラック・ウィドウことイリーナ・ベロバにまつわる短編が二編収録されており、ストーリーの面白さもさることながらそれぞれのアートがとにかく魅力的。

まずは表紙になっているJG・ジョーンズのアート。この方のアートはとにかくアクションが楽しいのが特徴です。内容は二人のブラックウィドウによる映画のようなスパイアクションコミックになっており、ひたすらにかっこいいブラック・ウィドウが楽しめます。

後半に収録されているスコット・ハンプトンのアートは写実的でもありながら省略した表現を使う唯一無二のアートになっており、ヒーローとしてではなく汚い仕事もやるスパイとしてのブラック・ウィドウが楽しめます。

また、翻訳者の吉川氏による解説ではブラック・ウィドウの歴史を短いページながらまとめており、このキャラクターを好きな方には是非読んでほしい内容となっております。

映画とは別にディズニープラスでのドラマ配信も話題ですね。現在新作エピソードが更新されている『ロキ』をはじめ今年後半には『ミズ・マーベル(原題:Ms.Marvel)』や『WHAT IF…?』も控えております。

こうリリースされる作品が多いと出てくるキャラに対して「こいつは誰だ?」となるかと思います。そんなMCUリリースラッシュ時代にお勧めしたい本が『マーベル・エンサイクロペディア 』です。

 

なかなかのお値段もしますがこの分この分厚さ。

最新のから昔のまでのありとあらゆるキャラクターたちがこの厚さ分しっかりと収録されています。アイアンマンはもちろん、人気キャラクターは見開きでその歴史が詳細に記されています!索引もしっかりとしてあり図鑑としての機能もばっちり。自分も過去のコミックを読む中で現代にはなかなか出番がないキャラが出たときにはまずこの本を使い調べております。今後のMCUを見ていく中でぜひ手元に置いておきたい本です。

それではまた次回お会いしましょう!