スカルプターズ・ラボ

2021.03.10

タナベシンの美術系のための英会話講座⑬全編英語字幕付き!英語で作品紹介/大山竜『駆虫の戦士(Bug Warrior)』編

作品の形状やコンセプトの説明も!全編英語の作品紹介

毎週水曜日は、アメリカで12年間フィギュア原型師として働いていた造形家のタナベシンさんが、SNSで使える英会話をレクチャー!

今回は全編英語で日本のアーティストの造形作品をご紹介。『SCULPTORS 02』に掲載された大山竜さんの『駆虫の戦士(Bug Warrior)』について英語でお話ししていただきました。

 

日本語訳はこちら

ハイ!僕はシン・タナベです。日本の造形家で様々なメーカーのフィギュアを作っています。
SCULPTORSという雑誌を紹介することに興奮しています。すでに4号出版されています。最新刊はひと月ほど前に発売しましたね。

今日は、この本の中の作品を一つピックアップしてレビュー、そして作者の言葉を英語に訳してみようと思います。もちろんすべて日本語なので。
彼らが何を言っているか知りたくないですか?それでは行ってみましょう!

こちらが今回第2号からピックアップした最初の作品です。「Bug Warrior」、タイトルの直訳です。これは日本でもっとも優れた造形家のひとり、友人の大山竜さんの作品です!

では見ていきましょう。作品説明では、高さは24cm、ほぼ1フット(フィートの単数)、素材はスーパースカルピーとタミヤエポキシパテによるものです。竜さんによると、キャラの世界観は「巨大な昆虫が闊歩する星に移住した人類。この男はその巨大昆虫たちを駆除するためのクローン兵士」とのことです。

先ず目につくのはこのクールなポーズと独特のプロポーションですね。太い箇所・細い箇所が見事な曲線により優雅につながるこの彼のデザインスタイルが、いつも大好きなんですよ。マンガっぽいスタイルとも言えますが、実生物から取り入れた細やかなディティール表現が全身に施されており、それによって作品に見事なリアルさと説得力がもたらされています。
もうひとつの竜さんの特徴としては、これらのシャープな棘や爪などですね。これは彼の他の作品にくらべると棘はやや少なめですが、それでも十分目を引きます。

ひとつ驚かされた点は、マスクが取り外せるんですね!なんと仮面の奥にはイケメンがいました(IKEMENとは美男子の意味です)!マスクがあるなしに関わらず、ポージングには矛盾がありません。個人的には中の顔を見せているほうが好みですかね。コントラストがあって、さらに彼の性格を想像したくなります。

いいですねえ、いやホントに。しかもお友達なんですよ(笑)!

さあ、いかがでしたでしょうか?
今後もさらに日本の造形家やクリエーターを紹介し、彼らの言葉を訳していこうと思っています。特にこのSCULPTORS誌から。
Amazonジャパンで注文できると思いますよ。必要なのはまずアカウントを作って……そこからはわかりません!ご友人など聞いてみてください(笑)。
それではまた次回!

 

 

 

タナベさんによる英会話本『美術系のための★SNS英会話フレーズ集』は現在大好評発売中!

 

タナベシン
Twitter:@tanabeshin
Instagram:@tanabeshin_sculpture