配信をやりたい人必見!映像、録音、編集、配信までフルサポートしてくれるレンタルスタジオ、ゆにクリエイトでモーションキャプチャー体験【前編】
モーションキャプチャーを体験したい!もっと詳しく知りたい!という思いで始まった今回のこの企画。ゆにクリエイトさんにアポイントを取り、快く引き受けてくださいました!ありがとうございます!早速、今回体験させていただいた内容をご紹介していきたいと思います。
中に入るとまずオペレート室がありました。思わず二度見してしまうほどに揃った機材。ここから演者と連携をとりながら配信や収録が行われます。
その先にはスタジオがあり、思いっきり動くことができる広さでしっかりと防音対策のされている空間でした。モニターも3つあり、様々な状況を確認しながら配信や、収録ができる環境になっています。
①着替え
早速、スタジオの横にある更衣室でモーションキャプチャーで使用するスーツに着替えます。スーツはSサイズとMサイズが2着ずつ用意されていて、できるだけ自分の体格に合ったスーツを着用します。海外サイズなのでいつもより小さめのサイズがおすすめ!
全身着用後に上からベルトを巻きます。このベルトはマイクやイヤモニを使って撮影するときに受信機を取り付ける、スーツを密着させるなどの役割があるそうです。
②センサー
着用後にその人の骨格に合わせてセンサーを取り付けていきます。センサーの数は頭から足先まで全身で50個!センサーの取り外しができるよう、スーツはマジックテープのような生地をしています。伸縮性のある生地なのでとても動きやすいです。
その人に合わせたセンサーの取り付けが必要な理由とは?
エンジニアリングマネージャー・長野樹(以下、長野):センサーに関節など合わせなければいけないんですが、人によって関節の位置が違うので後からセンサーをつけていきます。例えば複数人同時の撮影の場合、関節が全部同じような位置だとモデルの識別ができなくなるので、胸の位置のマーカーをずらしてあげて別々にソフトに認識させるなど、考えながらマーカーをつけます。
③グローブ
ゆにクリエイトで使用しているグローブはバッテリー式のMANUS、電池式のHi5の2種類。本日、体験させていただいたグローブはMANUS。センサーとバッテリーがぎっしり詰まっているので結構重たい!指が動かしづらそうですが、問題なく指を動かすことができました。
④準備
まず最初に、手の動きを正しく読み取るためにキャリブレーションをかけていきます。人によって指の長さ、関節の位置が異なり、ソフト側で動きを調整するためにキャリブレーションは大事な手順の一つ。また、センサーがたくさんついていて磁気が溜まりやすくなっているため、大きく動かして磁気を飛ばします。
Tポーズで全身のデータを読み取ります。そのデータをゲームエンジン「Unity」に取り込み、3Dモデルとリンクされて動くようになります。これで準備完了です!
⑤動作
実際に動いてみると3Dモデルが自分と同じことをしています!とても不思議な感覚です。3Dモデルの動きにラグはほぼなく、まるで鏡のように同じタイミング、スピード感で動きます。
体育座りをしたり、寝転がったり、激しく動いても、モデルが崩れることなくしっかりと動きます!今回は1人ですが、2人で手を繋いだり、ハグをしてセンサーが半分くらい隠れてしまっても、モデルが崩れることなく動くそうです。
また、小さななんでもない箱にセンサーを取り付けてプログラミングすると、手持ちカメラのように操作できるようになります。これで自撮りすることも可能です!今回は小さな箱を手持ちカメラに見立てていますが、実際のスマートフォンをカメラにして、その映像をスマートフォンの画面に映し出すこともできるそうです。その映像も使用して配信や収録を行うと、さらに面白く楽しいものになること間違いなし!
四角い箱が手持ちカメラとして作動する仕組みについて
長野:モーションキャプチャーのソフト上で四角い箱の形を読み取
今回は、ゆにクリエイトさんでモーションキャプチャー体験をさせていただきました。配信や収録をするための簡単な手順はこのようになっています!3Dモデルを使用した配信や収録をしたいと考えている方は、ゆにクリエイトさんを利用してみてはいかがでしょうか?
前編はモーションキャプチャーの体験レポートでしたが、後編ではさらにモーションキャプチャーの理解を深めるために、詳しくお話を伺いました!ぜひ合わせてご覧ください!
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