【第13回】タンノハジメのZBrushドラゴン造形入門〜竜の造形の完成度を上げる仕上げ方法〜

タンノハジメ氏の「応龍」スカルプトテクニック。今回は造形の完成度を上げる仕上げ方法を掲載!

※本記事は『造形作品集 DRAGON』に収録されているメイキングページを抜粋して掲載しています。

全体の仕上げ

1.背中の毛も仕上げていきます。

2.浮遊感を意識して全体のバランスを調節します。

3.台座は日本画の波を意識して仕上げます。

4.正面から見た時に一番映えるようにはするものの、どの角度から見ても立体として成立するような形を意識しました。

5.絵画的表現を落とし込みたいのでディテールはあえて適度に入れませんでした。これで台座は完成です。

6.最後に、顔の細かいシワや詰め切れていない部分をStandardブラシで仕上げます。

7.これにて全て完成です。

 

 

※本記事は『造形作品集 DRAGON』に収録されているメイキングページを抜粋して掲載しています。
※全文は書籍にてご確認ください。

 

Profile

タンノハジメ

造形作家・3Dアーティスト・キャラクターデザイナー。1999年生まれ。高専の建築デザイン学科を経て、美術大学映像学科を卒業。ゲーム会社勤務を経て現在は作家活動の傍らクリーチャーを中心にゲームや映像分野のキャラクターデザイン、モデリング、また商業原型などを手がける。
Twitter@tnn_scaltinof
instagram
@tnn_scaltiof

書籍情報

『造形作品集 DRAGON』

2024年5月21日発売
176ページ
定価:本体3,000円+税
発売・発行:ボーンデジタル