【リアル・フィクション】クリエイターのための生物アナトミー連続講座 第1回:キバとツノの話 路上博物館・森健人 × クリエイター・片桐裕司 2月17日(金)開催!

クリエイターに特化した、生物アナトミー講座が開講!
本セミナーは路上博物館・森健人先生と生物のアナトミー・進化の歴史を学びながら、「かっこいい」と「不自然・違和感」の境界ラインをさぐるセミナーです。

「人間の目」が不自然と感じない、それでいて常識を超えた圧倒的ビジュアルにどこまでキャラクターをデフォルメできるのか。森先生とゲストクリエイターが科学的根拠に基づきながら探っていきます。

第1回目のゲストは、ハリウッドで映画監督・スペシャル・エフェクツ・クリエイター、スカルプターとして活躍する片桐裕司さん。生物のキバ・ツノのかたちとその意味、環境と進化による変化を学びながら、クリーチャー造形にフィードバックさせる方法を見つけていきます。

 

登壇者プロフィール

【ゲスト・クリエイター】
片桐裕司(かたぎり・ひろし)

東京生まれ。ハリウッドの映画、テレビのキャラクターデザイナー、彫刻家。
スティーブン・スピルバーグやギレルモ・デル・トロ、サム・ライミなどの著名監督の映画作品に多数参加。主な代表作は『パシフィック・リム』『マン・オブ・スティール』『バトルシップ』『エルム街の悪夢』『パイレーツ・オブ・カリビアン/ 生命の泉』『ハンガー・ゲーム』『キャプテン・マーベル』など。
近年、日本において若手アーティストを育成するための彫刻セミナーを各地で開催。造形家のみならずCGアーティストを始め様々な分野のクリエイターに影響を与え、2000人を超える参加者が片桐氏に造形を学ぶ。
また氏の著書である『アナトミー・スカルプティング 片桐裕司 造形テクニック』は美術書としては異例のベストセラーとなっており、『アニマル・モデリング 動物造形解剖学』も唯一無二の動物造形本として好評発売中。
長編監督デビュー作「GEHENNA〜死の生ける場所」は全米10都市で公開され、北米Netflixで配信中。日本では2019年に未体験ゾーンの映画館で上映。DVDレンタル・販売中。

 

森健人 (もり・けんと)

1984年、東京都出身。2007年福井県立大学海洋生物資源学科を卒業、2015年に東京大学大学院理学系研究科を卒業。博士論文のテーマは「比較解剖学的アプローチによるラッコの股関節の可動性と遊泳適応について」。
博士号取得後は博物館自然史標本の3Dモデル化による文化的活用の促進をメインテーマに据えている。2015年から2019年3月まで国立科学博物館動物研究部支援研究員。2019年4月から2020年5月まで同館科学系博物館イノベーションセンター特定非常勤職員。2020年5月から一般社団法人路上博物館を創業し館長兼代表理事に就任、現在に至る。
これまで、写真測量(フォトグラメトリー)による博物館自然史標本の3Dモデル作成実績は200点以上。趣味のコスプレから解剖学の世界に足を踏み入れた。

 

 

開催概要

リアル・フィクション
クリエイターのための生物アナトミー講座
第1回目:路上博物館・森健人 × 片桐裕司

日時:2023年2月17日(金)19:00〜21:30
会場:ふれあい貸し会議室 新宿No63
   〒 160-0022 東京都新宿区新宿4-2-21相模ビル5階
定員:80名
受講料:3,000円+税(事前予約制)

【話題】

・キバの話…狩りのためのキバ・見せるためのキバのアナトミー的視点からの違い
・キバの話…骨格と筋肉から見る歯の使い方の違い
・ツノの話…骨のツノ、生え変わるツノ、伸び続けるツノの解剖学的違い
・ツノの話…もしもツノが生えた人間と出会ったら、アナトミー的視点からの注目ポイント
・スペシャルトーク『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』より、人魚の生物学的考証
・質疑応答、アンケート
 

※チケットのキャンセルは基本的に承っておりませんのでご注意ください。