【CHARA MAKING LAB 】vol.14 週末作家・ゲベ 「ゲベのナメクジ」「Dog」

オリジナルソフビ・キャラクターを制作・販売するクリエイターたちの創作の裏側に迫る連載企画「CHARA MAKING LAB」。
第14回は、週末作家・ゲベ氏。
自身が手がけるキャラクター「ゲベのナメクジ」「Dog」について、誕生のきっかけからデザインのこだわりまで、その制作の裏側を伺った。
まずはインタビューに先立ち、「ゲベのナメクジ」「Dog」たちのプロフィールを紹介!
「ゲベのナメクジ」Profile

名前
ゲベのナメクジ
サイズ
性格
住んでいるところ
「Dog」Profile

名前
Dog
サイズ
性格
住んでいるところ
INTERVIEW
——初めてオリジナルキャラクターを制作されたのはいつ頃でしたか?またどんな作品を制作されましたか?
落描きの延長でオリジナルキャラクターは小さい頃から描いていましたが、2022年に初めて立体物として制作したのが、ジャージを着たモンスターをテーマにした「Jersey Monster Club」です。
「Jersey Monster Club」
——ソフビを制作しようと思ったきっかけを教えてください。
それと同じタイミングで、怪奇里紗さんが開催しているソフビ制作体験教室が開催されるとのことをSNSで目にし、自分もオリジナルキャラクターでソフビを作りたいと思い参加し、現在の作家活動につながっています。
「ゲベのナメクジ」について
——誕生したきっかけをそれぞれ教えてください。
日頃よくZBrushでテーマなどを特に決めず、その時々に筆が乗るままスケッチのように造形しているのですが、そのスケッチをしている時に偶然生まれたのがナメクジです。
最初は大まかにS字のシルエットのキャラクターを作成しようと造形していました。
造形をこねくり回していくうちに触覚や手足を付けたくなり、そこで「ゲベのナメクジ」のベースが誕生しました。
当初はミニチュアサイズのナメクジを制作していました。
——なぜ色を紫色に?
これは単純に、その時自分が好きだった色が紫系統だったからです。
特に深い理由はありませんが、今でもナメクジがきっかけで紫色は好きな色になっています。
——たくさんの色がありますが、それぞれ性格が違うのでしょうか?
ゲベナメクジは地球のあちこちに棲息していて、その環境に合った体色になったり、様々な擬態をするという簡単な設定があります。
すべて同一個体ではないので一体一体性格は違いますが、どの子も好奇心旺盛です。
——手と足先が愛らしいですね。
まんまるで簡単な手足が個人的に好きなので、ナメクジに限らず自分が作るキャラクターの手足は、なるべくシンプルで歩くと「ぽてぽて」と擬音がしそうな形状を意識して制作しています。
——お腹の丸みも可愛いですが、こちらも何かこだわられていたら教えてください。
これも個人的にお腹がぽっこり出ている動物やキャラクターが好きなので、それを反映しています。
手足と同様に、ぽっこりとしたお腹はオリジナルキャラクターを作る際に意識して制作しています。
——頭のところにあるプツプツした模様もリアルを引き立たせていますよね。
ゲベのナメクジは、可愛さと気持ち悪さの両立を目指して制作しました。
気持ち悪さを意識するにあたって、クリーチャー感を表現するために小さな突起やシワなどを随所に入れています。
——制作過程で印象的だったエピソードがあれば教えてください。
メクジをソフビ化するにあたって、ミニチュアサイズから大幅にサイズアップしました。
その際、自立して安定するように足のバランスを調整するのに一苦労しました。
「Dog」について
——誕生されたきっかけを教えてください。
昔からノートの端などに描いていた犬の落書きを、ソフビ化するにあたり「Dog」として誕生させました。
——モチーフとなった犬種はいるのでしょうか?
特定の犬種はありませんが、概念としての犬らしさや、一目で犬と分かるシルエットを意識しています。
——ポーズについて。
素立ちのポーズが個人的に好きで、他のキャラクターにもよく取り入れています。
シンプルなポーズですが、様々な背景にマッチし、どこに置いても様になるお気に入りのポーズです!
——表情について。
昔飼っていた犬がよく上目遣いでこちらに何かを訴えかけていたため、それを再現したいと思いました。
上目遣いの犬がとにかく好きなので、「Dog」の目は上目遣いにしようとソフビ化する段階から決めていました。
——配色をシンプルな色にされた理由とは?
実際の犬に合わせた色にしたいと思い、まずは定番カラーであるブラウン・ホワイト・クリーム・ブラックにしました。
今後はソフビならではの奇抜な色なども展開していく予定です!
——新色「クロチャ」について。
近所に黒とブラウンのダックスフントがいて、その子の色を参考にしました。
街中で犬を見かけると、ついじっくり観察してしまいます。
——制作過程で印象的だったエピソードがあれば教えてください。
ソフビ制作途中から「Dog」をSNSで公開したところ、多くの方に注目していただきました。
「欲しい」「可愛い」といった応援のメッセージは制作の励みになり、とても嬉しかったです!
——色のバランスを考える際に、意識されていることはありますか。
「Dog」は前述の通り、実在する犬の色に寄せて色味や配色を決めています。
ナメクジは今のところ、その時々で良いと思った色を自由に塗っています。
——オリジナルキャラクターを制作される際に、一番大切にしていることは何ですか?
一番意識しているのはシルエットだけでそのキャラの可愛さだったりシュールさをちゃんと伝えられているかと言う事を意識しています。
ゴチャゴチャし過ぎないシンプルなシルエットがたまらないです。
——今後挑戦してみたいこと、展開してみたいグッズなどがあれば教えてください。
今後もどんどんオリジナルキャラを立体化していく心意気なので、ある程度キャラクターが揃ってきた時に個展などに挑戦してみたいです!
展開してみたいグッズに関しては、出来る出来ないは置いといて陶器や陶芸などで扱える素材の幅を増やして行きたいです。
——今後の野望や目標を教えてください。
野望と言うと大袈裟ですが夢は映画やドラマ、CMなどの小道具としてオリジナルキャラのソフビを登場させたいです!
——いち早く入手できる方法を教えてください。
SNS、特にXを中心に活動をしているのでフォローして頂ければソフビ販売情報を全て追えるかと思います。
——最後に、ファンの皆様にメッセージをお願いいたします。
いつも応援して頂きありがとう御座います!
ナメクジから始まり社畜ザメ、Dog、始祖鳥と自分の作りたいキャラをソフビ化出来ているのは
いつも応援や購入して頂いている皆様のおかげです!
これからも応援に恥じない製作活動を誠意行っていきますので引き続きゲベを追って頂けますと嬉しいです!
出展予定情報
2026年5月2日(土)〜5月10日(日) PLUSH × SOFT VINYL -ぬい×ソフビ-
展示会場:デザインフェスタギャラリー原宿 WEST 2-B,2-C
詳細はこちら
2026年5月4日(月・祝) One up. 25周年記念販売
会場:One up.秋葉原店
詳細はこちら
Profile
ゲベ
『日常空間に寄り添う空想』をテーマに、様々なオリジナルキャラクターのソフビを製作しています。











