3Dプリンタ , 3Dプリンタ＆スキャナNEWS , FLASHFORGE , Foto , Foto13.3 , フィギュア 2021.09.15
【3Dプリンタ&スキャナNEWS】超大型光造形3Dプリンタ「Foto13.3」予約販売開始！
FLASHFORGE JAPANより、Fotoシリーズ最大の造形サイズを誇る光造形3Dプリンタ「Foto13.3」の予約販売が開始されました。
光造形3Dプリンタは、造形サイズが小さくなるのが最大のデメリットで大型造形には向かないと言われますが、Foto13.3は高さ最大40cmの⼤型造形もできる仕様に。製品のおすすめポイントや使用素材について、FLASHFORGE JAPANにお話を伺いました。
Foto13.3の最大のおすすめポイント
大型の造形物を出力できるようになったのが最大のポイントです。
「Foto 8.9」の最大造形サイズ幅192 x 奥行120 x 高さ200mmに対して、 「Foto13.3」は幅292 x 奥行165 x 高さ400mmと、造形サイズが約4.1倍まで拡大。従来の光造形3Dプリンターでは不可能だった大型サイズの造形ができるようになりました。
解像度について
解像度は他のFotoシリーズと同等（0.05mm）となります。
LCDパネルに4Kモノクロパネル、Z軸には工業用レベルのデュアルリニアガイドとボールねじを採用。
また、カップリングによってミスアライメント （2個以上の機械要素を組み合わせるときのずれ）を吸収し、動作の安定性が向上しました。その結果、高解像度な造形物を作成できるようになりました。
レジントレイに目盛り搭載
Foto13.3はレジントレイの中に新たに目盛りが搭載されました。そのため、レジンを投⼊する際の⽬安となり、⽬盛りに合わせてレジンを⼊れることで、印刷時に溢れ出す⼼配がなくなります。
おすすめのレジンについて
光源405nmに対応したレジンであれば他社レジンも使用可能です。ただし、他社製品利用時の不具合に関しては弊社サポート対象外となります。おすすめレジンは、弊社取扱いレジンを使用して頂ければ間違いありません！
【スペック詳細】
| メーカー | FLASHFORGE |
|---|---|
| モデル名 | Foto13.3 |
| プリント方式 | 光造形方式(LCD) |
| プリント最大サイズ | W292 x D165 x H400mm |
| 積層ピッチ | 0.05～0.15mm |
| XY軸精度 | 0.076mm |
| プリント速度 | 10-30mm/h |
| 光源 | 405nm |
| LCDパネル | 4Kモノクロ |
| Z軸 | ボールねじ、デュアルリニアガイド |
| プラットフォーム | サンドブラストプラットフォーム |
| レジン | スタンダード、水洗い、ABSライク |
| 保証 | 2年 |
|---|---|
| 本体素材 | 金属・樹脂 |
| 本体サイズ | W380 x D380 x H685mm |
| タッチパネル | 4.5インチフルカラー |
| レジントレイ | 1.8L |
| 動作環境 | 温度15～30℃、湿度20～70% |
| 電源 | AC100-240V、 50/60Hz、150W |
| スライサー | FlashDLPrint |
| 対応データ形式 | stl、obj、3mf、slc、fpp、fdp、fpp、fdg、svgx |
| PCシステム環境 | Windows 10、 macOS、 Linux |
| 通信方式 | イーサネット、USBメモリ |
| 付属品 | レジン1L、電源ケーブル、クイックスタートガイド、金属スクレーパー、プラスチックスクレーパー、ブラシ、ゴム手袋、USBメモリ、レンチセット、ピンセット、ダストクロス、フィルター、ニッパー |