【ZBrush最初のつまづきQ&A】粘土の触り心地が再現できない

ZBrushを買ったけれど、トラブル発生で進めず放置している……そんな人へ、スカルプターたちが最初のつまづきとその解決方法をリレーで答えます。第2回目は大人気キャラクターデザイナーのYoshi.さんにお聞きしました。

ZBrush最初のつまづきは?

アナログ造形をやっていた人がZBrushで初めて造形するとき、グッと力を入れてからツールをスッと引いてシワの凹凸みたいなものをつける、っていうのがなかなか再現できない。ちょっと盛った後に指でならして流れを作る、というやり方がブラシなので均一に盛って削ってになってしまう。デジタルだとブラシが必要になってくるので、手でやってたままの感覚でいこうとすると結構難しくて、もどかしいです。そこが最初につまづくところかなと思います。

触り心地を再現するためのブラシとかはありますか

Alphaを使ったり、DamStandardの細かい筆圧の調整をいじって、自分で好みの粘土の感覚のブラシにするといいです。


Yoshi.さんの筆圧設定

 

Yoshi.

ゲーム会社を退職後、フリーの造形作家、キャラクターデザイナーとして活動。
『ツムギバコ』という自身のコンテンツを個人、商業ともに展開しており、現在は講談社と合同でツムギバコゲーム化プロジェクト「IZON.」を鋭意開発中。

Twitter:@Yoshi6054