【第6回】タンノハジメのZBrushドラゴン造形入門〜竜の腕の造形〜

タンノハジメ氏の「応龍」スカルプトテクニック。今回は竜の腕の造形を掲載!

※本記事は『造形作品集 DRAGON』に収録されているメイキングページを抜粋して掲載しています。

腕の造形

1.まずZSphereでアタリを作ります。

2.ある程度できたらアダプティブスキン作成でメッシュ化します。

 

3.SnakeHookで爪を一本作り、マスクをかけて分割し他の爪も複製します。

4.鳥の太ももなどを参考にClayBuildUpやStandardブラシを用いて肉を盛ります。

5.ウロコをつけるため、肉の部分と足先の部分を分割します。

6.ZModelerにてメッシュを手動で貼っていきます。基本的にはエッジメニューから押し出しを使って面を貼ります。

7.マイクロポリをメッシュ化し、体の流れとウロコにMoveブラシやStandardブラシで馴染ませます。

 

次回は「竜の脚」の造形です。お楽しみに!

※本記事は『造形作品集 DRAGON』に収録されているメイキングページを抜粋して掲載しています。
※全文は書籍にてご確認ください。

 

 

Profile

タンノハジメ

造形作家・3Dアーティスト・キャラクターデザイナー。1999年生まれ。高専の建築デザイン学科を経て、美術大学映像学科を卒業。ゲーム会社勤務を経て現在は作家活動の傍らクリーチャーを中心にゲームや映像分野のキャラクターデザイン、モデリング、また商業原型などを手がける。
Twitter@tnn_scaltinof
instagram
@tnn_scaltiof

書籍情報

『造形作品集 DRAGON』

2024年5月21日発売
176ページ
定価:本体3,000円+税
発売・発行:ボーンデジタル